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カテゴリー別アーカイブ: 施工事例

【後編】舗装工事の流れを解説② ~路盤から仕上げまで~

 

こんにちは!

広報担当のamiです🦁

 

 

前回の【前編】では、舗装工事の「計画」から

「地盤の準備(路床工)」までをご紹介しました。

今回はいよいよ、舗装の“土台づくり”から

“表面仕上げ”までの工程を解説します!

 

 

④路盤工(ろばんこう)

「路盤」は路床の上に砕石などを敷き詰めて

つくられる層です。ここがしっかりしていないと、

表面のアスファルトがすぐに割れたり

沈んだりしてしまいます。転圧機を使って

しっかり締め固めていきます。

 

⑤基層(きそう)舗装


路盤の上に敷く、アスファルトの“基礎となる層”です。

その前に「プライムコート(アスファルト乳剤)」を散布し、

路盤と基層をしっかり密着させます。

これにより耐久性が増し、舗装の寿命が長くなります。

 

⑥表層(ひょうそう)舗装

いよいよ仕上げの工程です。

車や歩行者が直接通る最上層のため、

滑りにくさ・見た目・耐久性などが求められます。

アスファルト合材を均等に敷き、ローラーで

丁寧に仕上げて完成となります。

 

▸工事期間と注意点

舗装工事の期間は内容により異なりますが、

数日〜数週間かかることも。

工事中は交通規制や騒音が発生するため、

近隣の皆さまへの配慮や安全第一の施工が必要ですね!

 

 

今回の密着を通して・・

舗装工事は、道路というインフラを支える重要なお仕事。

ひとつひとつの工程が丁寧に積み上げられることで、

快適で安全な道路ができあがっていく⸺

その光景を目の当たりにしました。

私たちが毎日、安心して歩いている道は

現場で働く皆さま1人ひとりの努力に支えられています。

インフラを支えるすべての皆さまへ、

日々のご尽力に心から感謝申し上げます。✨

 

 

【前編】舗装工事の流れを解説① ~準備と土台づくり~

こんにちは!

広報担当のamiです🐱

 

新年度が始まり、皆さまも新しい環境でのスタートを

切られたことと思います。私たちも新たな気持ちで、

日々の仕事に励んでおります。

今年度もどうぞよろしくお願いいたします。🌷

 

 

今回は、富里市の「舗装工事」に密着してきました!

私の言葉でレポートしていきます🏴

 

普段、当たり前のように使っている道路や駐車場。

その裏には、実はさまざまな工程があることをご存じでしょうか?

ぜひ、最後までご覧ください😊

 

 

 

💡インフラとは…

道路や鉄道(交通インフラ)・水道や電気(ライフライン)・

通信網(インターネットや電話)・空港や港湾(輸送インフラ)など、

生活に欠かせない基盤を指します。

 

 

①現地調査・計画

まずは、工事の第一歩として「現地調査」を行います。

地盤の状態や周辺環境、交通量などを確認し、

それに基づいて工法や使用材料、作業手順を計画します。📷

 

②既存舗装の撤去

すでに舗装された道路がある場合は、

古くなったアスファルトやコンクリートを

重機で撤去します。この際、周囲の交通や

歩行者への影響を最小限に抑える配慮が必要です。

 

③路床工(ろしょうこう)

「路床」は舗装構造の一番下、つまり地盤部分です。

ここでは地盤の強度を調整するために土を入れ替えたり、

地面を締め固めたりして、舗装全体の“基礎の基礎”をつくります。

 

次回の後編では…

舗装工事の中心ともいえる「路盤工事」から、

最終仕上げの「表層舗装」までをご紹介!

現場の写真も交えながら解説していきますので

ぜひご覧ください🌟